Season of berrys

5月も終盤もうすぐ梅雨に入ろうとするこの季節は様々な小果類(berrys)がおいしい季節です。皆さんはもうたのしんでいますか?一枚目の写真はよく園芸店でも見かけるワイルドストロベリーです。意外と甘くて美味しいんですよね〜。残念ながらこの日本で沢山出回っている種の素性は不明です。別名にエゾヘビイチゴというのがありますが、これは北海道で帰化してしまっているからであり、原産が北海道なのではありません。原産はヨーロッパとか色々言われています。
続いては先月導入したてのラマルキー(Amelanchier lamarckii)です。可愛いでしょう(*ˊ˘ˋ*)
日本ではジューンベリーとよばれサスカトゥーンベリー(A.alnifolia)などと混同され売られています。
ここで少しジューンベリーについてお話します。
一般的にザイフリボク属(Amelanchier)の植物をジューンベリーといい、1口にジューンベリーと言っても中には様々な種や園芸品種が含まれます。バレリーナやスノーフレーク、ロビンヒル、ネルソンなどなど...これらは意外と種が違うこともあります。これはまた次の機会にまとめるとしましょう。
これはクワ(マルベリー)と呼ばれるものです。園芸品種はララベリーで残念ながらまだ学名は調べ中ですm(_ _)m
うちでは3品種のマルベリーを導入していますが結実しているのはこのララベリーだけです。ほかの2種は今年導入したばかりですからね(--;)今年はあと2種ほど導入したいなと思っています。マルベリーもたくさんの園芸品種があり、ポップベリーやトルコフルーツ、カタネオなどなど。ちなみに最新の園芸品種はシャルロットリュスという四季成り性のクワです。うちも導入しましたがまだ結実はしていません。温度がある環境だと年中の収穫が可能だそう。なかなかこの果樹も奥が深いです。
まだまだありますが、一つ一つの説明するとついつい余分なことまで書いてしまいます笑なので写真だけ乗せておきますね!上から
トウグミ(Eleanegnus multiflora var. hortensis)
ナツグミ(Eleanegnus multiflora )
ヤブヘビイチゴ(Duchesnea indica)
セイヨウキイチゴ(Rubus idaeus)
ムスクストロベリー(Fagaria moschata)
カンヒザクラ(Prunus campanulata)
シナミザクラ(Prunus pseudocerasus )
ミヤマニガイチゴ(Rubus subcrataegifolius (H.Lév. et Vaniot))

かにえジーン/高校生の遺伝子資源保護活動

主に植物の遺伝子資源保護をしているかにえジーンです。植物導入数は1200種程です。

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